住宅ローン【フラット35】失敗しない方法
2022年01月06日
「不動産購入を検討中していて、資金は借入しようと思うんだけど、
周りのみんなは結構、変動金利で資金を借りてる人が多い。
最近、固定金利の【フラット35】という商品があることを知ったんだけど、
どんな商品なのかなぁ」
そこで今回は【フラット35】の商品を説明するのと
変動金利タイプの商品を比較してご説明します。
【目次】
・固定金利【フラット35】と変動金利タイプとの比較
・【フラット35】で借り入れることの利点
・実際の使用率
固定金利【フラット35】と変動金利タイプとの比較
引用元:ARUHI 住宅ローン
2020年2月現在の【フラット35】
取り扱い会社【ARUHI】の金利になります。
金利の中に、団体信用生命保険料も含まれております。
借入期間15年から20年の金利が1.23%で
21年から35年が1.28%になっております。
引用元:横浜銀行
変動金利ですが、【横浜銀行】の利率を参考にします。
2020年2月3日現在の変動金利が0.470%になっており、
明らかに【フラット35】より金利が低いことがわかります。
借入額2000万円、35年返済でみると、
【フラット35】金利1.28%
月々の返済額 約59,100円です。
【横浜銀行】変動金利0.470%
月々の返済額 約51,700円です。
月々返済の差額が7,400円になります。
【フラット35】にて借りる利点とは
【フラット35】で借りる利点は・・・
・団体信用生命保険は任意加入
・審査が通りやすい
・繰り上げ返済が無料
・フラット20と併用可能
・保証料がかからない
・将来の金利上昇リスクを避けられる
【団体信用生命保険は任意加入】
【フラット35】において団体信用生命保険は任意での加入が可能です。
団体信用生命保険とは一般的に「団信」と略されていることが多いです。
その団信に加入しておけば、返済金額が残っているときに、
もし融資を受けた方が亡くなられた場合、
返済金額を保険から支払われます。
残された家族の方々の負担が生じないので安心です。
民間の金融機関では金利に団信の保険料も含まれています。
ですので健康状態が悪いなど、団信に加入できなければ、
融資自体も受けることができません。
一方、【フラット35】におきましては、
団信の加入する、しないは任意になっておりますので、
例えば健康状態が悪い人でも団信に
加入しない選択をすれば融資を受けられる可能性が
十分にあるということです。
団信に加入しなければ団信ありの金利から0.2%引くこともできます。
【審査が通りやすい】
【フラット35】は住宅金融支援機構からの派生商品なので、
自営業者、勤務年数が短い方など民間の金融機関より
審査基準が低いため、審査が通りやすいです。
【繰り上げ返済手数料が無料】
民間の金融機関の窓口での繰り上げ返済手数料は
約5千円から3万円ほどの手数料がかかるため、
その手数料を加味して考えなければいけないのですが、
【フラット35】の場合、繰り上げ返済手数料が無料のためお得です。
繰り上げ返済金額は100万円以上からできます。
【フラット20の併用が可能】
返済計画に基づいて、利用できるのがメリットが高いです。
例えば、定年までは収入があるので
返済額を高めに設定したいといった内容でも、
フラット20を併用すれば可能です。
【保証料がかからない】
民間の金融機関から借入する場合、
保証会社へ保証料を払うのことが多々ありますが、
【フラット35】には保証料を払わなくてよいのでメリットが高くなります。
【将来の金利上リスクを避けれれる】
先々に金利上昇の局面が生じた場合、
固定金利である【フラット35】は影響を受けませんので安心です。
金利別利用割合と固定金利の中で【フラット35】が
どのくらいの割合で採用されているか見てみましょう。
引用元:住宅金融支援機構 2018年民間住宅ローン利用者の実態調査
2019年6月28日時点の最新の調査では、
変動金利を選らばれる方が60.3%、
固定金利2種類を合わせて39.7%と
変動金利を採用される方が最近では多いことがわかります。
まとめ
今回は【フラット35】の利点をお伝えさせていただきました。
借入のプランはデメリットも踏まえた上で、
金利タイプなどを比較して選ばれると失敗しないかと思います。
物件のご紹介から、住宅ローンのご紹介まで
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