賢い住宅ローン金利選びのポイントは?
2022年01月06日
住宅やマンションを買うにあたり、
まず気になるのが資金の借り入れ金(住宅ローン)のことではないでしょうか?
「いくらの金額を借り入れして、月々の返済がいくらで、何年間払い続ける・・・」
すごく考え込んでしまいますよね。
金利のタイプ選びは長期間の返済計画および人生設計
までに及ぶ非常に大切な事柄です。
そこで少しでも、悩みを解消して頂くために
・主に3種類ある金利のタイプ別の説明
・ライフプランに応じた賢い金利プラン選び
をご紹介してまいります。
全期間固定金利タイプ
表題の通り、住宅ローンをすべて完済するまで金利が
ずっと一緒で月々の返済額が変わらないので、
金利が下がっても上がっても一喜一憂することがなくなります。
金利が下がってきた場合は、少し損をした気になるかもしれませんが、
もし上がってきたらと考えると安心安全です。
フラット35などの商品で多く採用されている金利タイプです。
期間選択型固定金利タイプ
ある一定の期間は固定金利で期間終了時に再度、
変動金利タイプにするか固定金利タイプにするか決めれます。
ライフプランに合わせて設定できるのが魅力的な金利タイプです。
変動金利タイプ
短期プライムレートの変動に応じて、定期的に利率が上下します。
上記の固定金利タイプより借り入れ時は利率が
低く当面は固定金利タイプより月々返済額が安いのが特徴です。
ただし、将来金利が上がるリスクがありますので、
そのことは熟慮する必要があります。
金利タイプ別の利用割合
住宅金融支援機構が発表しているデータに基づいて見てみますと
【金利タイプ別利用割合】
・変動金利タイプ【60.3%】
・期間選択型固定金利タイプ【25.1%】
・全期間固定金利タイプ【14.6%】
「参考 調査時期2019年4月15日から4月23日
回答数1500件」
今後1年の金利の見通しを
【変わらないもしくは下がると考えている方】が大半を占めています。
変動金利タイプを利用している約60%の方は、
当面金利の上昇の可能性が低いと考えておられると思います。
ライフプランに応じた賢い金利プラン選び
変動金利タイプを選ぶ方はとにかく当面の月々の返済を
抑えてほかのところへ使いたいのかと思います。
将来の金利上昇のリスクもありますので、
もし変動金利タイプを選ぶのであれば考えたいのが
【繰り上げ返済】です。
要するに金利が低いうちに払い終えてしまおうということです。
【繰り上げ返済】を上手に活用していくのが、
変動金利プランを採用される方の賢い考え方といえるでしょう。
期間選択型固定金利タイプを採用される方は
ある一定期間支払額を固定させるメリットを充分活用する必要があります。
例えば、お子様が10歳の時にローンを組む場合、
お子様が成人になるまでは月々の支払いを
固定にしておいてそれ以降は子育ても終えるので、
その状況において金利や返済計画に応じた
金利タイプを選ぶことが賢い金利タイプ選びと思います。
全期間型固定金利タイプを選ぶ方は金利上昇リスクがないので、
自身の人生を金利によって左右されたくない。
精神的安定をまず第一に考えるタイプの方の賢い借り方といえるでしょう。
将来どうなるか誰もわからないがゆえに、
金利選びも人それぞれのライフプランに基づくものになります。
各々の金利タイプをよく理解し、自分自身納得した上で、
金利タイプを選ぶことが、賢い金利タイプの選び方と言えるでしょう。
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