リノベーション物件のメリットを解説します
2022年01月06日
「リノベーションしている中古戸建を検討しているけど、
新築物件と比べるとどうかな」と思われている方へ。
今回はリノベーション物件の特徴を新築物件と比べながら解説してまいります。
そもそもリノベーションとはどういう意味?
リノベーションの定義は、これといった明確なものはないのですが、
一般的な定義で言いますと
「中古物件を現代のライフスタイルに合わせて室内改修工事を行うこと」です。
ちなみにリフォームという言葉はよく聞くと思いますが、
原状回復工事という意味で考えて頂いてよろしいかと思います。
ですので原状回復であるリフォームを更に良くしたのがリノベーション
ということになります。
リノベーションの工事を具体例で挙げますと
お風呂が狭かったので「1坪風呂」に取り換える。
キッチンの位置を変えて「カウンターキッチン」にする。
部屋と部屋の壁を取り除いて広い1部屋にする。
部屋の壁紙に「ワンポイントクロス」を採用しておしゃれにする。
などなどです。
リノベーション物件と新築物件の違い
・売買価格
「リノベーション物件の方が新築物件より安い」
→新築物件の価格は土地と新築建物の値段の合計です。
リノベーション物件も同じく土地と建物の値段の合計ですが、
建物自体古くなっているので、
建物本体価格はだいぶ下がった価格になっています。
その価格とリノベーションの工事費用
をプラスした金額が建物の値段になります。
築20年以上経っている建物であれば、
かなり建物本体価格は安くなってますので、
新築物件との価格に差が開いてきます。
・建物の立地
「中古物件の方が新築物件より立地が良いものが多い」
→建物は立地が良いところから建ってきます。
そう考えると、築年数が経っていればいるほど
良い立地に建っている確率は高いということになります。
・資産の価値
「リノベーション物件の方が新築物件より下落幅は少ない」
→リノベーション物件の建物価格が、
新築物件の建物価格より低いので資産価格の下落幅が少ないです。
もし現物件を売却し、同条件の物件を購入して住み替えるとき、
新築物件は売却価格の下落幅が大きく、
差額の金額が多くなるため再度借入れをしたりしなければなりません。
その点リノベーション物件は下落幅が少ないので
新築物件より負担する金額が少なくなります。
・資産の運用
「リノベーション物件の方が借入金返済後の資産運用がしやすい」
→物件購入時、居住用として金融機関に借入をした場合、
借入金を完済した後でなければ、原則的に投資用として切り替えができません。
リノベーション物件の方が購入価格が安いため、
新築物件より早く完済ができる可能性が高いです。
返済期間が短ければ、
内装の劣化が少ない状態で賃貸などの投資用として移行できるので、
資産運用がしやすいということになります。
まとめ
今回はリノベーション物件を中心として述べましたが、
新築物件にもメリットがあります。
物件選択は双方のメリットデメリットを
比べて納得いく形で決められるとよいでしょう。
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