畳付きマンションを選ぶ時の注意点を解説!
2022年01月06日
「畳がある部屋は落ち着くから、
秦野市へ引っ越すときは畳の部屋があるマンションを選びたいなぁ」
と思われている方へ。
秦野市にも畳があるマンション物件は多数ありますのでご安心ください。
今回は畳がある賃貸マンションを探す前に、役立つ畳についての情報を解説します。
畳があることのメリット
日本古来から親しまれている畳のメリットは
1 防音性がある
2 断熱性・保温性がある
3 湿度の調整をしてくれる
4 空気の浄化を助けてくれる
では順に見ていきましょう。
1 防音性がある
畳には弾力性を備えているのと、
フローリングのように下の階にダイレクトに音が伝わらないので、
洋室より和室の方が防音性があります。
2 断熱性・保温性がある
畳にはイ草や稲のわらを使用しています。
フローリングと違い畳には空気を多く含んでおり、
熱を伝えづらい構造になっています。
暑いときに暑さを畳は伝えないので
涼しく、寒いときは寒さが伝えないので温かくしてくれます。
3湿度を調整してくれる
畳には湿度を吸ったり吐いたりする特性があります。
1帖あたり約500ミリリットル分の吸水性があると言われています。
6帖の和室であれば約3リットル分の水分を吸ったり吐いたりすることになります。
4空気の浄化を助けてくれる
畳のイ草には、車からの排出ガスに含まれ、
人に害となる二酸化チッ素を吸着させる特性があり、
常に空気の浄化を助けてくれます。
こんな素晴らしい畳ですが、
近年に建築された賃貸物件で畳がある部屋が激減していて、
今建築中の新築物件に畳を採用しているところが
少なくなってきてます。
なぜここまで畳の部屋が激減してしまったのか
以下の点が激減してしまった理由です。
1 畳の部屋自体の人気の低下
2 畳の部屋の掃除が少し手間がかかる
3 ダニなどの有害生物が発生してしまう
4 退去時の精算で費用が高くなってしまう
ざっとでありますがこちらも見ていきましょう
1 畳の部屋自体の人気の低下
最近では居室におしゃれな間接照明を採用している物件や、
インテリアに凝っている方が増えてきています。
和室より洋室の方が、見栄えがしやすいという理由で、
畳の部屋のある物件を敬遠される方が、同様に増えてきています。
2 畳の部屋の掃除が少し手間がかかる
掃除の際、リビングと他の部屋の全部が、
洋室であれば一気にクイックルワイパーで拭き終えてしまうのですが、
一方、和室がある部屋の場合、クイックルワイパーを新しいものに換えたり、
雑巾がけするなどして少し手間がかかってしまいます。
3 ダニなどの有害生物が発生してしまう
畳には隙間がたくさんあるので、
そこにダニなどが住み着いて繁殖してしまうこともあります。
4 退去時の清算で費用が高くなってしまう
退去時の畳の表替えは今現在でも、
借主の義務になっているところが多く、
畳の表替え1枚で約5~6千円ぐらいが
相場になってますので
もし6帖の畳があれば約3~3.6万円が
オール洋室の部屋より余分にかかってしまいます。
まとめ
畳の賃貸マンションをもし探すのであれば、
『多少、築年数が古い』『退去時の清算額はオール洋室より多い』
ということを理解した上で、探されるとよいと思います。
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