複数の空き室を満室にする方法を解説します
2022年01月06日
「賃貸経営してるアパートに複数の空室があって、
大変困っているんだけど何かよい対策はないのかな？」
賃貸物件で複数の空き室を抱えてしまって、
困っている大家様は少なからずおられると思います。
そこで今回は、賃貸物件に複数の空き室を抱えてしまった時、
満室に向けての具体的な対策をお伝えしてまります。
複数空き室から満室へ向けての具体的な対策
複数の空き室に対して、どこかの会社が社宅として、
一括に借りてもらえたらすぐ満室になって、
このお話は終了となるのですが、その確率はかなり低いです。
ですので１部屋１部屋を決めていき、
最終的に満室にしていくことを目指していく対策が必要になってきます。
様々な状況によって適切な空き室対策は異なってきますが、
ここでは具体的な対策の１例をご紹介いたします。
まずは賃貸物件を探している人が複数の空き室があるアパートの資料を見て、
どのうような気持ちになるかという視点から考えてみましょう。
アパートについて、たまたま複数の空き室になってしまっている以外、
何か事故があったなど特段な問題がないという前提でも、
賃貸物件を探している人が
「何でこのアパートは、こんなに複数の空き室があるのだろう？
もしかしたら何か問題があるのではないか」
という気持ちになってしまうケースは、実際のところ結構あります。
そういう理由だけで他の物件に決めてしまうようなことがあれば、
非常にもったいないことだと思います。
そういう事を避けるための対策として、
「１部屋だけ募集をして、他の空いている部屋については、
表立って募集をしないという方法」があります。
複数空いている部屋の中で角部屋などの
一番決まりやすい部屋から募集することがを条件となります。
なぜかと言いますと、
・まず１部屋早く決めて精神的に楽にする
・空き室を埋める流れをつくる
意外とよくあるお話ですが、
１部屋決まった後パタパタと他の部屋も決まるということがあります。
そういった流れを作るために、
まずは決まりやすい部屋から決めていくのがベストな選択と言えるでしょう。
そうして決まった部屋から入ってくる家賃収益を使って、
次に募集する部屋に対して追加の修繕を行い、またその部屋が決まったら、
次の部屋も同じ形で修繕していけば、さらによい流れが加速していくと思います。
満室から２部屋同時に退去がでたときの対策
３月などの引っ越しシーズンによくあるのですが、
満室だった賃貸物件から同時に２部屋退去するケースです。
このケースでの空き室対策の一つが、前述の対策から真逆の形です。
「空いた２部屋の中で決まりづらい部屋を綺麗にリフォームして、
先に決めてしまう方法」です。
決まりづらい部屋を先に決めてしまえば、
後は決まりやすい部屋が残るので早期に満室になる確率が高くなります。
まとめ
複数空き室対策は、市場や時期によって異なってきます。
適切な対策を選択するために、
空き室対策の強い不動産業者へ相談してみるのも一つの手段かもしれません。
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